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〜True But Useless〜

【雑感】リクルート主催ハッカソン「ReHack」でプレゼンしてきた〜反省編〜

前回、このような記事を書きました。

【雑感】リクルート主催ハッカソン「ReHack」でプレゼンしてきた〜報告編〜

http://g08m11.hateblo.jp/entry/2013/12/23/234945

そして今回は企画からプレゼンまでにあったことを
「良かったこと」、「悪かったこと」とに分けて最終的に
自分なりのハッカソンの総括をしていきます。


企画

良かったこと

①時間通りに参加出来た

 案外、コレがバカに出来なくて後々チームを作る際に相手に悪い印象を
 与え兼ねないからです。
 また、行き慣れた場所だと迷子になったりすることもあるので
 時間通りに参加出来たのは良かったと思います。

②自分が実現したいことを一人になっても臆せず主張出来た

 何を作るかでテーマ毎に分かれて話をした際に、
 大変、すばらしいアイデアが出てそちらのチームに参加したい気持ちもありましたが、
 それでも「自分が実現したいもの」にこだわって、それを主張し、
 一人になっても実現したいと思えたのは良かったです。
 でなければ納得も出来なかっただろうなと思います。

③本質をぶらさずにサービス自体を変えた

 一度考えたアイデアをブラッシュアップしていくと類似サービスが幾つか出てきて
 それらとの差別化を図ることが難しい、ユーザーがそれらを使うのをやめてこちらを使う
 インセンティブが見つからないといったことがありました。
 その時に、変えるべき所と変えてはいけない所を区別して柔軟に別のサービスに変えたのは
 良かったと思います。 
 アイデアに固執せずに元々の課題解決を目的にしたのが良かったかなと思います。


悪かったこと

①参加したいと思わせる巻き込み力が足りなかった

 一人きりとはいえ良いアイデアであったり、伝え方が良ければたくさんの人がいたので
 何人かは参加したい、一緒に作りたいと思ったかも知れません。
 しかし、実際はそのような結果になっていません。
 このあたりはもっと色んな人に共感してもらえるように
 巻き込み力を積んでいきたいと思います。

②自分が出来ることと出来ないことを伝え忘れていた

 これも悪かったことの「①」につながるのですが、
 協力者を求める際に今の自分は何が出来て、何が出来ないのかを
 主張しなかったことも悪かったかなと思います。

③得意な技術と挑戦したい技術の見切りが下手だった

 今回、MSさんのご好意でWindows Azureを一ヶ月間無料で利用させて頂けるということで
 RailsではなくNode.jsで挑戦しようかと思って試行錯誤をしたのですが
 結局、開発環境もまともに出来ず、実装すら危うい事態になりました。
 挑戦はもちろん大事ですが何もハッカソンでする必要はないと感じました。


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実装

良かったこと

①業務で触れていなかった部分の技術を使えるようになった

 現在、業務では触れてなかったrailsの「nokogiri」を使ってスクレイピングしたり、
 PostgreSQLを使ってDBをCRUDしたり、Herokuの複数アカウントを利用したりと
 多くのことを学びました。
 自分の出来ることを増やせました。
 経験も積めました。

②隙間時間を見つけながらスケジューリング出来た

 平日は業務であったり、その他の予定もあり、コミット出来るのは当然隙間時間に
 なるのですがそれでも優先順位を決めて、必要な作業を効率よく終わらせるために
 やるべきことを決めて実行出来たのは良かったです。

③デプロイまで諦めずにリリース出来た

 どんなに頑張っても利用してくれる人のもとに届けなければ意味がないこと、
 うまくいかない時に何度もlocalhostでもと思っていた自分を鼓舞して
 リリースにこだわり、それを達成出来たのは
 良かったです。
 


悪かったこと

RubyRails以外の知見が無さ過ぎた

 今回で賞を取った多くのチームはiphoneやandoroidなどのネイティブアプリの実装が
 多く、サーバサイドはRuby、外身はネイティブにすればもしかしたら結果は
 変わったのかなと思いました。 

 

②プロトタイプを複数作れなかった

 複数のプロトタイプを作りその中から最適解を探る方法が良いのは分かっていながら
 今回は一つしか出来ませんでした。
 こういう時にフロントエンジニアの方と一緒に組めると楽だろうなと思いましたし、
 賞を取れる確度はあがったかなあと思いました。

③メンターを巻き込めなかった

 ここでも巻き込み力のなさが響きました。
 実際にリリースは出来たものの、メンテナンスしやすさやソースの可読性は低く、
 もっと良いコードになったと思います。
 これから自分なりに良くしていきますが、最初からメンターの方がいれば
 その手間も省け、より追加機能や機能のブラッシュアップが出来たかと思います。
 
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プレゼン

良かったこと

①時間切れにならなかった

 時間は7分と短めであったものの、その尺に合わせて資料を作成して
 その尺で喋ることは熟練の講演者でもミスしがちです。
 それをすることなく無事、言い切れたのは良かったかなと思います。

②DEMOを見せるだけでなく会場の人たちと一緒に出来た

 他のプレゼンターとは違い、自分のプレゼン中に自分のサービスを利用するように促し、
 自分と一緒にDEMO出来たのは良かったと思います。
 また、アプリだとダウンロードに時間が掛かったり、QRコードの準備等があるため、
 webアプリはこういう時に便利だなとwebアプリの可能性を感じる事ができました。

③頑張ってる姿を好きな人に見せることが出来た

 普段はパソコンでかたかたやって、黙々と作業してるエンジニアが
 大勢の前に立ち、自分のサービスについて熱く語るというギャップは効果大です。



悪かったこと

①緊張し過ぎで早口になった

 プレゼンに向けて練習をし、何度も資料を読み直したのですがそれでも緊張しました。
 おそらく、慣れていない事とネガティブな先入観があったからだと思いますので
 もっとメンタルを鍛える必要があるなと思いました。 

②プレゼン当日までに第三者に見てもらう機会を自分で作れなかった

 今日、弊社の上司から「こんな資料では誰の心をつかむことが出来ない。」と
 辛辣な言葉を頂きました。
 しかし、上司は数多くの経験を積み、今回よりも大きな会場でも講演をしている方なので
 間違いないとおもいます。
 次回は上司に相談しながら資料を作ってみたいと思います。

③会場の聴衆、審査員を考慮したプレゼン内容になっていなかった

 利点を分かりやすくポートフォリオ形式に表示したり、
 調査結果をグラフにしたりなどもっと、工夫しなければ
 ただでさえ「女性向けサービス」であるため、ニーズがあるかどうかを
 感じてもらうことは出来なかったと思います。


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総括

①企画は考えるだけでなく、それを共感できるような伝え方も必要。
②実装は自分が慣れ親しんだ技術を先に使い、UIに関してはいくつかプロトタイプを作り
最適解を見つけていくほうが良い。
③プレゼンはどうしても緊張しやすいので第三者を交えて練習した方が効果的。
そしてエンジニアであればあるほどプレゼンと普段のギャップで好感度大。

つらつらと書きました。
またハッカソンだけに言及すると

悔しさや自分の反省点、
自分の技術を上げるきっかけをくれる場で
運も技術もニーズも合致すれば賞までくれる

ということです。
少なくとも私にはそう感じました。



次回は
「勝つべくして勝てる状態」を作り、
出来れば一人ではなく、チームで勝てるように行動していきます!



個人的な写真:

今回のRAD WIMPSのアルバムが良い感じだからライブも良さそう。
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