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〜True But Useless〜

【所感】【勉強会】CTOだらけの講演会に参加してきた。vol.2



今回も引き続き、先日、参加しました、
「CTO」の方がメインで行った講演会の内容について書きたいと思います。

【所感】【勉強会】CTOだらけの講演会に参加してきた。vol.1

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http://g08m11.hateblo.jp/entry/2014/02/02/235309


今回はCTOの方々がパネルディスカッションをした後、
参加者とCTOのグループディスカッションを行いましたのでその時のメモを書いていきます。


1・VASILYのCTOヘ質問

質問:「グロースハックの具体的なフローを伺いたい。」


伸びしろのポイントを決める。
施策を考えながらも手を動かすことが基本。
大事なのは改善策をすぐに行えること。
データをめちゃくちゃ取るようにしている。
Google Analyticsだけ、Localyticsだけでは全然足りないので
自社でも用意している。
利点としてはあらゆるデータ、自社が欲しいデータを自由に扱うことが出来る。
最初に見るのは離脱率。
グロースハックチームと開発がスムーズにコミニュケーション取れるように
仕組み化もしている。

普通なことをしているだけでは普通の結果しかでない。
普通は当たり前で大手には勝てない。




すぐに着手できることだけでありながらそれ以上の効果が得られるものは何かを模索する意識。
AndoridでA/Bテストをして効果が良いものはiPhoneでも反映。
申請に要する時間をショートカット出来る。


2・DeNAのCTOヘ質問

質問:「リーンスタートアップ的発想でMVPを作った場合のソース品質はどのように維持しているか?
QAと組んで開発しながらやっているのか?」


QAと絡めたやり方はしない。
品質維持のためのメンテ期間はエンジニアが責任もって工数や範囲などを決めてやる。
メンテをするだけの価値あるサービス(今後スケールしそうなサービスかどうか、メンテ分の
利益が生み出せるものかで判断)かどうかは経営陣で判断する場合がある。

質問:「ネクストソーシャルゲームなどは具体的に考えているか?」

考えているが言える具体的にこれという分野を限定したやり方はしていない。
幅広く自由度を持ってやっている。
マンガボックスが好例。

方針としては爆発的に売上を上げれるサービスだけでなく、
堅実に利益を稼げる堅いサービスも組み合わせて
バランス良く作っていく方針



ソーシャルゲームがこけても大丈夫な状態を会社全体で取り組んでいる。


今回、参加して思ったのはリーンスタートアップ的発想でMVPを実装、リリースまでいき、順調にサービスが乗ってきても
ソースのメンテや実際にスケールした後のトラフィックのさばき方も計画や準備出来るチームが強くなるなーという印象を受けました。
そして一番びっくりしたのはVASILYさんのアプリに対するストイックさです。
自分たちはスタートアップであると自負し、それでも大手が出来ないスピード感と切り口で仕掛けている姿は
多くのスタートアップもとい、これからサービスを立ち上げたいと考えているエンジニアに勇気を与えたと思います。

個人的な写真:

職場が渋谷だとこんなカフェに行けるから嬉しい。
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