Web + Life Hack

〜True But Useless〜

【B2Bハッカソン】【所感】僕らのチームが協賛企業賞を総なめするために意識してやった5つのこと。

(先に述べさせて頂きますが、今回作ったプロダクトは会社の社内事業プランコンテストで発表しようと画策中なので載せておりません。ご了承ください。)


みなさんは先週の土日をどのように過ごしましたでしょうか?



2014年W杯における日本の初戦ということで、
パブリックビューイングに出掛けた、行楽日和だったため行楽地に足を運んだことと思います。

そんな中、僕は自分にとっては「負けられない戦い」である

「ハッカソン」

に参加してきました。

【SE歓迎】新しいBtoBサービスを創るハッカソン『2B Hack』~MOVIDA JAPANと共同で6月14日、15日に開催!

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http://engineer.typemag.jp/article/2bhack

僕はアイデアを出したり、MVP(minimum viable product)を作ることが好きでよく、
ハッカソンやアイデアソンに参加させて頂くのですが、
今回は初のB2B向けサービスのハッカソンということで
少し勝手が違うのではないかと思いながら参加。


会場を提供していた「Sansan(http://www.sansan.com/)」から見える大都会東京。
http://instagram.com/p/pOEk2WwYvc/


そしておしゃれなオフィス
http://instagram.com/p/pQhHcyQYlQ/


そんな素敵空間で頑張った結果、僕らのチームは協賛企業賞として、

八面六臂(http://hachimenroppi.com/)賞
さくらインターネット(http://www.sakura.ad.jp/)賞

と協賛企業賞を総なめすることが出来ました!!


http://instagram.com/p/pY7LuXwYmx/

http://instagram.com/p/pY7NxFQYm0/

http://instagram.com/p/pRI1FqwYoq/

http://instagram.com/p/pY7RyZwYm6/

プロトタイプの構成は以下の通り


では、少し脱線しましたが本題である、
「僕らのチームが協賛企業賞を総なめするためにやった5つのこと」を纏めたいと思います。

1・いかに徹夜をしないで無理なく開発出来るかを考える

最初にチームが決まった時点で僕はチームメンバーに、「基本、徹夜はなしで考えましょう。」と、
伝えてプロダクトに着手しました。
だだでさえ自分のプロダクトということで「労力に対する不合理な自己評価的バイアス」が掛かりさらに、
「徹夜」までしてしまうと、「絶対このサービスはイケてる!」と過度に期待してしまい、
賞を取れなかった時の心理的ダメージは計り知れません。
そしてそれが自分だけでなくチームだとなおさらです。
なので、「余裕を持った計画だけど勝てるスケジューリング」を最初に行いました。

2・アイデアはあえて時間を掛けて練り直す

元々、僕はアイデアを持っていたのですぐにプロダクトに着手することが出来たのですが、
今回はチーム結成後、4〜5時間掛けてそのアイデア5W1Hで考えたり、
「そもそもこのサービスって誰の悩みを解決するものなんだっけ?」とひっくり返す作業を
繰り返しました。
そして当初、着手しようとしたアイデアとは大分かけ離れたアイデアとなりました。
時間制限がある中での4〜5時間のブレストはプロダクトに着手していない焦りと
既に周りのチームが開発を進めているのに間に合うかの不安が半端ありませんでしたが、
結果的にはこの時間が勝負を決めたのかなーと思います。

3・プロダクトは最初から「web + アプリ」

これには理由が二つあります。一つはB2Bという堅い業界にあえてスマホでも
サクサク使えるプロダクトにするだけでかなりイノベーティヴに見えること、
そして二つ目は、どのチームも労力を集中させるためwebもしくはアプリのいずれか
しか作れないところをあえて二つ作ることで他のチームとの差別化が図れるからです。
そのためチーム結成時にアプリが作れる知人を前もってチームに誘っていたので、
両方作ることが出来ました。


4・分担!分担!分担!

僕らのチームは4名いたのですが案外、ハッカソンにチームで4名は多い部類に入り、
かえって余剰状態になることが多いです。
なので僕らのチームは

  • 誰がいつまでに何をやるのか
  • タスクのステータスを適宜、更新
  • ざっくりタスクを決めて、ドリルダウン化

を意識することで、余剰状態を防ぎ、

  • 僕はwebの実装
  • もう一人はアプリの実装
  • もう一人はDEMO用の動画編集
  • もう一人はDEMO用の資料作成

というタスクをスムーズに行うことが出来ました。
ちなみにその時使ったツールはこれです。
普段、仕事で使っているツールのお陰で知らないメンバーにも
スムーズに教えることが出来ました。



5・どんなに優れたプロダクトでもプレゼンありきだという事を忘れない。

クォリティーがめちゃくちゃ高いプロダクトなのに、プレゼンが上手く行かない
(プレゼンターがあがってしまう、資料にコアコンセプトが抜けてるなど)
だけで賞を逃してしまうチームを僕は今までのハッカソンでたくさん見て来ました。
かく言う僕も今まで一人でハッカソンに参加することが多かったので
プレゼン準備が出来ず、たくさん失敗してきました。
なので今回のハッカソンにおいては前もってプレゼンの練習時間を設けて、
「出来ても出来てなくても〇〇時以降はプレゼン準備以外しない」
と決めていました。



すでにお気づきかと思いますが結局のところ、

「無理なく計画を立てて、各々出来ることを細かくやる」

ってだけの話なんですよね。。。

もちろん今回の場合は「運」の要素も強いとは思っていて、全てのハッカソンにおいてこの
5つのことを全て守れば勝てるとは言い切れませんが少なくとも、
「勝てる確度」は何も意識していない状態よりはあがると思いますので、
これからハッカソン出る!という方は意識されてみてはいかがでしょうか?

そして、冒頭でもお伝えしますたが、ただのプロダクトではなく「実績あるプロダクト」として
胸を張って社内でプレゼンしたいと思います。

蛇足

早速、他の方もブログを書いていました!興味がある方はここもチェック!


「ハッカソン」でフォローするとかなり使えるカメリオ
http://blog.kamel.io/2014/06/18/%E3%80%8C%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%81%A7%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8A%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%82%8B%E3%82%AB/



Sansanのオフィスにて、新しいBtoBサービスを創るハッカソン『2B Hack』を開催しました
http://www.sansan.com/news/2014/140614_4438.html