【雑感】【書評】2014年01月に読んだ本をまとめてみました。〜vol.1〜
今年はなるだけ本を多く読みたいと思っていて
元旦から隙間時間などを使い、本を読む機会を増やしています。
そして今年からある程度の冊数に達したら
「○○年○○月に読んだ本」として
このブログでアウトプットしていこうと思います。
同じように今年の目標の中に「読書」を上げている方の参考になれば
幸いです。
新人OL社長になって会社を立て直す
(1)なぜ読んだか:
社長が考えるべき事は何なのか、
好調な時ではなく不調な時ほどどのように考え、
行動すべきか学びたかったため。
(2)所感:
マーケティング用語の知識を詰め込むよりも必要最低限のフレームワークだけ覚えて
それを「ぐるぐる回すこと」と「自分の顧客って何を求めているんだっけ?」と何度も
何度も振り返ることが大事だと思いました。
また下手な専門用語ばんばん集めた本よりも分かりやすくて良かったです。
「戦略で考えるべき5つの質問」が本当に自社のサービスまたは、
自分が考えた事業プランに盛り込まれているか考えながら見て欲しいです。
(3)読書後のアクション:
アイデアを考えた時に「戦略で考えるべき5つの質問」、「せ・す・じ・評価」、
「潜在顧客がファンになるまでの7つの関門」全て穴埋め出来ている状態か
見直す癖をつける。そのための仕組みを作る。
お客をつかむウェブ心理学
(1)なぜ読んだか:
心理学というアカデミックなものと「ウェブ」という新しい流れであったり、
入れ替わりが激しい技術がどのように生かされるのか、
ウェブ×心理学の可能性について興味があったから。
(2)所感:
「ハロー効果」、「吊り橋効果」など元々知っていたことから
「フォールス コンセンサス」など知らないことなど
知っていることなら復習に、
知らないことは知識としてどちらにしてもためになったと思いました。
その中でも「バーナム効果」がグロースハック的に使えるのではと思いました。
「バーナム効果」とは自分にとって肯定的な意見や情報を信じてしまう心理現象のことなのですが、
例としては占いの「あなた、悩みがありますね。」という質問などがあります。
Webでは悩みを解決するコンテンツと相性が良くキャッシングで例えると、
「お金にお困りのあなた。」ではなく、
「利息、取り立て、審査でずっとお悩みのあなたなら、g08m11が解決します。」といった内容に変更することで
ユーザーがクリックしやすくなるとのことです。
最近流行りのQ&Aサービスは宣伝する際、この効果を使った方がクリック率があがるのではないかと。
(3)読書後のアクション:
心理学×ウェブを意識してサービスを考える。
UI/UX/心理学で見た目やサービス構成を考えていく。
クーリエジャポン2014年02月号
(1)なぜ読んだか:
定期購読とはいかないまでもちょくちょく買っている雑誌であり、
今回の見出しが引っかかったから。
(2)所感:
「未来の仕事に必要とされる能力、成功する能力」に関する記事がなかなか参考になりました。
具体的には「計算的思考」、「デザイン思考」、「情報整理力」、「分野横断的な知識」、
「批判的思考」、「社会的知性」、「独創的思考」、「異文化理解」、「学習意欲が高い人」、
「他人のやる気を上げられる人」、「スマホの指示を素直に聞ける能力」などがあり、
その理由と時代を考えるとなるほどなと考えさせられました。
(3)読書後のアクション:
「未来の仕事に必要とされる能力、成功する能力」を高めて行く。
10年後の自分をより具体的にするために「シナリオ・プランニング」を学習する。
伝える力
(1)なぜ読んだか:
自分のサービスプレゼンや自己紹介の際に自分の意図が
相手に伝わらないことが多かったため。
いきなり「コミュニケーションとは」という堅苦しいものではなく、
入門編としてテレビやメディアによく出てる池上さんの書籍から
参考にしたいと感じたため。
(2)所感:
わかりやすい説明をこころがけるのはもちろんのこと、相手を引きつけることを意識したり、
掴みを意識したり相手があって自分があるという意識が必要だと感じました。
また本書は話すだけでなく提案書などの「書く」ことについても展開していて、
それに関しては、「タイトル、目的、構成要素、結論」という構成でA4一枚に纏めるべきと
していたことも印象的でした。
(3)読書後のアクション:
「未来の仕事に必要とされる能力、成功する能力」を高めて行く。
10年後の自分をより具体的にするために「シナリオ・プランニング」を学習する。
月刊事業構想2014年01月号
(1)なぜ読んだか:
「グロースハッカー」と書かれていたから。
(2)所感:
グロースハッカー(成長を切り拓く人)はアンブレラ型の人材を目指すことが望ましく、具体的には
- 指標となるKPIをつきつめる
- データをベースにして目標値を決める
- 事業を急速に成長をさせることに集中できる
- 最短距離を実現できる
また、T型人材とは異なり、数字が取れる事業の対象領域からその数字を分析し、成長を向かった指標を考え、
行っている事業に関連する幅広い領域で高いノウハウを持っていながら、エンジニアリング、マーケティング、PR、SEO,SEM,SNS
非常に多彩なノウハウを持ち、職務範囲も多岐にわたるゼネラリストだからということです。
またノウハウについては100ではなく90程度でよく、その代わりスペシャリストを自分の元に集めて成長を導ける
巻き込み力が求められるそうです。
(3)読書後のアクション:
「AAARRR(獲得、活性化、継続、紹介、収益)」を社内サービスまたはプライベートで作ったサービスで回して行く。
社内サービスまたはプライベートで作ったサービスの真のKPIを考える。